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東京日日新聞が戦前犯した戦争犯罪加担と戦争動員誘導を毎日新聞はどのように総括し反省し謝罪したのか?

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いつもお世話様です。

【杉並からの情報発信です】【YYNewsLive】【市民ネットメデイアグループ】【草の根勉強会】【山崎塾】主宰の山崎康彦です。

本日金曜日(10月24日)午後3時半分から放送しました【YYNewsLive】の放送台本です!

1)No1 30分12秒 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/111328046

No1

2)No2 12分29秒 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/111332444

No2
3)No3 10分20秒 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/111334759

No3
☆ 【座右の銘】:

①世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない。 (宮沢賢治の言葉)

②命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難(かんなん)をともにして国家の大業は成し得られぬなり。(西郷隆盛の言葉)

③【天下の正道に立ち、天下の大道を行う人】とは (孟子の言葉)

どんなにカネをつまれようとも、カネの誘惑に負けて正道を踏み外すことは絶対ない。

どんなに貧しくなろうとも、志を曲げてカネのために悪を働くことは絶対にない。

どんなに強力な権力が脅しにかかろうとも、恐れ命を惜しんで屈服することは
絶対にない。

☆【今日の画像】:ジョンレノンのインタビュー発言

①『社会はすべて、狂人によって動かされている』

②『イギリス政府やアメリカ政府、ロシア政府、中国政府が実際にや朗としていること、その方法や目的を紙に書くことができるなら、彼らが何を行っているのか、僕はぜひ知りたい。彼らはみんな気違いなんだ』

▲【YouTube映像】

ジョン・レノンのインタビュー 世界は狂人によって支配されている

http://www.youtube.com/watch?v=8t5awfxTbmM&feature=youtu.be

世界は狂人によって支配されている

☆【今日のお知らせ】:

①自主制作CD『大人は手遅れかも知れないが子供たちに伝えなければならないことがある』(制作:音楽工房Amakane、\1,000)が発売さ れました!

私が4年前に書いた詩【大人は手遅れかも知れないが子供たちに伝えなければならないことがある】に作曲家高橋喜治さんが曲を、7名の音楽家が歌と 演奏を、CDブックレットの3枚の絵をパロディ作家マッド・アマノさんが担当してCD化が実現しました。

★ CDのご購入は下記の3通りの方法でお求めいただけます。

総合案内:http://goo.gl/TU7em2

1)サイト
http://haruan37shop.cart.fc2.com/

2)メール
amakane@mac.com

3)ファックス
045-345-4469

☆(1)今日のメインテーマ:

東京日日新聞(現在の毎日新聞)が戦前犯した戦争犯罪加担報道と戦争動員誘導報道を毎日新聞はどのように総括し反省し謝罪したのか?

東京日日新聞(現在の毎日新聞)は,1937年11月30日から12月13日の間に【百人斬り競争】の記事を4回にわたり掲載し、中国軍人を斬首した戦果(実はほとんどが中国人捕虜や農民だった)を競争していた向井敏明少尉と野田毅少尉を【英雄】と持ち上げ戦争犯罪に加担した。

戦後社名を変え戦前の戦争加担した暗い過去を何事もなかったかのよう消し去った毎日新聞には【朝日バッシング】する資格などないのだ!

▲1937年(昭和12年)11月30日東京日日新聞朝刊 <第1報>

百人斬り競争!両少尉、早くも八十人

[常州にて廿九日浅海、光本、安田特派員発]
常熟、無錫間の四十キロを六日間で踏破した○○部隊の快速はこれと同一の距離の無錫、常州間をたつた三日間で突破した、まさに神速、快進撃、その第一線に立つ片桐部隊に「百人斬り競争」を企てた二名の青年将校がある。

無錫出発後早くも一人は五十六人斬り、一人は廿五人斬りを果たしたといふ、一人は富山部隊向井敏明少尉(二六)=山口県玖珂郡神代村出身=一人は同じ部隊野田毅少尉(二五)=鹿児島県肝属郡田代村出身=銃剣道三段の向井少尉が腰の一刀「関の孫六」を撫でれば野田少尉は無銘ながら先祖伝来の宝刀を語る。

無錫進発後向井少尉は鉄道路線廿六、七キロの線を大移動しつつ前進、野田少尉は鉄道線路に沿うて前進することになり一旦二人は別れ、出発の翌朝野田少尉は無錫を距る八キロの無名部落で敵トーチカに突進し四名の敵を斬つて先陣の名乗りをあげこれを聞いた向井少尉は奮然起つてその夜横林鎮の敵陣に部下とともに躍り込み五十五名を斬り伏せた

その後野田少尉は横林鎮で九名、威関鎮で六名、廿九日常州駅で六名、合計廿五名を斬り、向井少尉はその後常州駅付近で四名斬り、記者等が駅に行つた時この二人が駅頭で会見してゐる光景にぶつかつた。

向井少尉

この分だと南京どころか丹陽で俺の方が百人くらゐ斬ることになるだらう、野田の敗けだ、俺の刀は五十六人斬つて歯こぼれがたつた一つしかないぞ

野田少尉

僕等は二人共逃げるのは斬らないことにしてゐます、僕は○官をやつてゐるので成績があがらないが丹陽までには大記録にしてみせるぞ

▲1937年(昭和12年)12月4日東京日日新聞朝刊<第2報>

急ピッチに躍進 百人斬り競争の経過

[丹陽にて三日浅海、光本特派員発]
既報、南京までに『百人斬り競争』を開始した○○部隊の急先鋒片桐部隊、富山部隊の二青年将校、向井敏明、野田毅両少尉は常州出発以来の奮戦につぐ奮戦を重ね、二日午後六時丹陽入塲(ママ)までに、向井少尉は八十六人斬、野田少尉六十五人斬、互いに鎬を削る大接戦となつた。

常州から丹陽までの十里の間に前者は三十名、後者は四十名の敵を斬つた訳で壮烈言語に絶する阿修羅の如き奮戦振りである。今回は両勇士とも京滬鉄道に沿ふ同一戦線上奔牛鎮、呂城鎮、陵口鎮(何れも丹陽の北方)の敵陣に飛び込んでは斬りに斬つた。

中でも向井少尉は丹陽中正門の一番乗りを決行、野田少尉も右の手首に軽傷を負ふなど、この百人斬競争は赫々たる成果を挙げつゝある。記者等が丹陽入城後息をもつかせず追撃に進発する富山部隊を追ひかけると、向井少尉は行進の隊列の中からニコニコしながら語る。

野田のやつが大部追ひついて来たのでぼんやりしとれん。野田の傷は軽く心配ない。陵口鎮で斬つた奴の骨で俺の孫六に一ヶ所刃こぼれが出来たがまだ百人や二百人斬れるぞ。東日大毎の記者に審判官になつて貰ふよ。

▲1937年(昭和12年)12月6日付東京日日新聞朝刊 <第3報>

89-78〝百人斬り〟大接戦 勇壮!向井、野田両少尉

[句容にて五日浅海、光本両特派員発]
南京をめざす「百人斬り競争」の二青年将校、片桐部隊向井、野田両少尉は句容入城にも最前線に立つて奮戦入城直前までの戦績は向井少尉は八十九名、野田少尉は七十八名といふ接戦となつた。

▲1937年(昭和12年)12月13日東京日日新聞朝刊 <第4報>

百人斬り〝超記録〟 向井 106-105 野田
両少尉さらに延長戦

[紫金山麓にて十二日浅海、鈴木両特派員発]
南京入りまで〝百人斬り競争〟といふ珍競争を始めた例の片桐部隊の勇士向井敏明、野田巌(ママ)両少尉は十日の紫金山攻略戦のどさくさに百六対百五といふレコードを作つて、十日正午両少尉はさすがに刃こぼれした日本刀を片手に対面した

野田 「おいおれは百五だが貴様は?」  向井 「おれは百六だ!」・・・・両少尉は〝アハハハ〟結局いつまでにいづれが先に百人斬ったかこれは不問、結局 「ぢやドロンゲームと致さう、だが改めて百五十人はどうぢや」と忽ち意見一致して 十一日からいよいよ百五十人斬りがはじまつた。

十一日昼中山陵を眼下に見下ろす紫金山で敗残兵狩真最中の向井少尉が「百人斬ドロンゲーム」の顛末を語つてのち

知らぬうちに両方で百人を超えていたのは愉快ぢや、俺の関孫六が刃こぼれしたのは一人を鉄兜もろともに唐竹割にしたからぢや、戦ひ済んだらこの日本刀は貴社に寄贈すると約束したよ。

十一日の午前三時友軍の珍戦術紫金山残敵あぶり出しには俺もあぶりだされて弾雨の中を「えいまゝよ」と刀をかついで棒立ちになってゐたが一つもあたらずさこれもこの孫六のおかげだ と飛来する敵弾の中で百六の生血を吸った孫六を記者に示した。

<二人が軍刀をついて立っている写真つき>
【写真説明】〝百人斬り競争〟の両将校
(右)野田巌(ママ)少尉(左)向井敏明少尉=常州にて佐藤(振)特派員撮影。

【関連情報1】

▲百人斬り競争とは?(Wikipediaより)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E4%BA%BA%E6%96%AC%E3%82%8A%E7%AB%B6%E4%BA%89

百人斬り競争とは、日中戦争(支那事変)初期、大日本帝国陸軍将校の野田毅少尉と向井敏明少尉が、南京入りまでに日本刀でどちらが早く100人斬るかを競ったとされる行為である。

当時、大阪毎日新聞と東京日日新聞、鹿児島新聞、 鹿児島朝日新聞、 鹿児島毎日新聞に いて報道された。前線勇士の武勇談として賞賛されたが、戦後は南京大虐殺を象徴するものとして非難された。記事が事実か否か、誰を斬ったのかを巡って論争がある。また、遺族を原告とした名誉毀損裁判が提訴されたが、訴訟については毎日新聞、朝日新聞、柏書房、本多勝一の勝訴、原告敗訴が確定している。

(以下略)

【関連情報2】:名誉棄損裁判の判決

▲東京地裁 原告側請求をすべて棄却

2005年8月23日東京地方裁判所は「百人斬り」訴訟について「 記事に虚偽、誇張が含まれている可能性が全くないとはいえないが、新聞記者の創作とまで認めるのは困難 」などとして、原告側の請求を退ける判決を下した。

▲東京高裁 原告控訴棄却

2006年5月24日控訴審判決が東京高裁は原告の控訴を棄却した。
 
▲最高裁、原告上告棄却

2006年12月22日最高裁第2小法廷は原告の上告を棄却した。

☆(2)今日のサブテーマ:

最高裁判所調査官まで勤めた超エリート裁判官であった瀬木比呂志明治大学教授は、著書【絶望の裁判所 】(講談社現代新書)の中で、『日本の裁判官たちは『最高裁や事務総局の気に入らない判決を書かないように』ということから、ヒラメのようにそちらの方向ばかりをうかがいながら裁判をするようになり、結論の適正さや当事者の権利は二の次になりがちです』と以下のように批判しています。

・日本の社会はそれなりに充実した民主社会ですが、その構成員にとって、あるいは日本に住む外国人にとって、息苦しい部分があると思います。その原因の一つは、おそらく社会の二重構造、二重規範にあるのではないかと思います。つまり、法などの明確な規範の内側に、それぞれの部分 社会特有の『見えない規範』があるのです。人々は、どちらかといえば、その『見えない規範』によって縛られています。

・日本の裁判官の社会は、この『見えない規範』が極めて強固であり、またそれに触れた場合の制裁が極めて過酷な社会なのです。

・日本国憲法76条には『すべて裁判官は、その良心に従い独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束される』と記載されています。

・しかし、日本の裁判官の実態は、『すべて裁判官は、最高裁と事務総局に従属してその職権を行い、もっぱら組織の掟とガイドラインによって拘 束される』といったものになっています。この憲法の条文は、日本国憲法の他の数多くの輝かしい条文と同じように、愚弄され、踏みにじられているといえます。

・日本の裁判所・裁判官制度が根本的に改革されなければ、日本の裁判は、本当の意味において良くはならないでしょう。また、現在の裁判所はも はや自浄能力を欠いており、法曹一元制度の採用による根本的な改革が必要だと考えます。

・日本の裁判所のもっとも目立った特徴は、あきらかに『(最高裁)事務総局中心体制』であり、それにもとづくところの上命下服の『ピラミッド型ヒエラ ルキー』です。そのヒエラルキーは、たとえば横綱から幕下力士までの名前が細かく掲げられた相撲の番付表にも似ています。日本の裁判所が、お よそ平等を基 本とする組織ではなく、むしろ、その逆であることを認識してください。

最高裁長官、事務総長、そして、その意を受けた事務総局人事局は、裁判官の人事を一手に握ることによって、容易に裁判官の支配・統制をおこ なうこと が可能になっています。こうした人事について恐ろしいのは、裁判所当局による報復が何を根拠としておこなわれるのか、いつおこなわれるのか、 わからないと いうことです。

・そのため、裁判官たちは『最高裁や事務総局の気に入らない判決を書かないように』ということから、ヒラメのようにそちらの方向ばかりをうか がいながら裁判をするようになり、結論の適正さや当事者の権利は二の次になりがちです。

・事務総局は、気に入らない者については、かなりヒエラルキーの階段を昇ってからでも 、たとえば『もう、あなたは東京には戻さない』といった ことを告げ、公証人など別 の職業を紹介するといった形で、切り捨てることができます。

【関連情報1】

▲瀬木比呂志とは?(Wikipediaより)

瀬木 比呂志(せぎ ひろし、1954年 - )は、日本の法学者、裁判官。明治大学教授。

略歴

1954年 - 愛知県名古屋市に生まれる
1976年 - 旧司法試験合格
1977年 - 東京大学法学部卒業、司法修習開始(第31期)
1979年 - 修習終了、判事補として東京地方裁判所に就任
1982年 - アメリカ留学
1983年 - 静岡地方裁判所浜松支部
1986年 - 最高裁判所事務総局民事局局付
1988年 - 東京地裁保全部
1989年 - 大阪高等裁判所
1992年 - 那覇地方裁判所
1994年 - 最高裁判所調査官
1995年 - 東京地裁
1999年 - 千葉地方裁判所
2003年 - 東京地裁
2010年 - さいたま地方裁判所
2012年 - 裁判官を依願退官、明治大学法科大学院専任教授

【関連情報2】

▲絶望の裁判所 (講談社現代新書) 2014/2/19
 瀬木 比呂志 (著)

Amazon

http://goo.gl/2MnPds

Kindle版
¥ 702
新書
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☆(3)今日のトッピックス

①北星学園大脅した疑いで男逮捕 「朝日気にくわない」

2014年10月23日 共同通信

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014102301001443.html

従軍慰安婦問題の報道に関わった朝日新聞の元記者が非常勤講師を務める北星学園大(札幌市厚別区)に「爆弾を仕掛けてやる」との脅迫 電話をかけたとして、厚別署は23日、威力業務妨害の疑いで新潟県燕市新生町、施設管理人上村勉容疑者(64)を逮捕した。

捜査関係者によると、上村容疑者は「朝日新聞の一連の報道が気にくわなかった」などと供述して容疑を認めており、自宅の固定電話から 大学に電話し、一方的に話をして切ったという。

北星学園大には5月と7月に元記者を辞めさせろとの脅迫文が届いており、北海道警は、慎重に関連を調べる。

②御法川副財務相:カレンダー無料配布 顔、名前入り 
毎日新聞 2014年10月24日 11時49分

http://mainichi.jp/select/news/20141024k0000e040203000c.html

自民党の御法川信英副財務相(衆院秋田3区)の政治団体が、選挙区内の有権者にカレンダー3000部を無料配布していたことが分かった。 顔写真や 名前の入ったカレンダーは、政治団体の会計問題で辞任した小渕優子前経済産業相も配布していたことが明らかになっている。秋田県選挙管理委員 会は「公選法 で寄付が禁じられる有価物かどうかの判断はできないが、違法だと取られかねない」としている。

制作費約71万円は政党助成金をあてた。御法川事務所は「党員や後援会員向けに作った政治活動上の文書。違法な寄付には当たらないと考えて いるが、問題ならば今後はやめることも検討する」としている。

御法川氏は2003年初当選。外務政務官などを歴任し、現在3期目。9月の内閣改造で副財務相となった。【松本紫帆】

☆(4)世界の情報

1)中東

①米軍主導のシリア空爆、開始から1か月 死者553人

2014年10月23日 AFP日本語版

http://www.afpbb.com/articles/-/3029765?ctm_campaign=topstory

【10月23日 AFP】米軍主導の有志連合によるシリア空爆の死者数は開始から1か月で、イスラム教スンニ派(Sunni)過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」の戦闘員を中心に553人だった。英国を拠点とする非政府組織(NGO)「シリア人権監視団 (Syrian Observatory for Human Rights)」が23日、発表した。

シリア人権監視団によると、空爆による死者はイスラム国戦闘員が464人、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系のシリア反体制イスラム武装勢力「アルヌスラ戦線(Al-Nusra Front)」の戦闘員が57人、民間人が32人だっ た。民間人の死者のうち6人が子どもで5人が女性だった。

米軍が主導する対イスラム国の有志連合は8月にイラクでイスラム国を標的とした空爆を開始し、9月23日に空爆をシリアに拡大した。 (c)AFP

②イスラム国の資金力、世界有数の規模に 米高官

2014年10月24日 AFP日本語版

【10月24日 AFP】(一部訂正)米財務省のデービッド・コーエン(David Cohen)次官(テロ・金融犯罪担当)は23日、イスラム教スンニ派(Sunni)過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」が闇取引での石油売却や人質の身代金要求などを通じ月に数十億円の収入を得ており、世界で最も資金力のあるテロ組織の一つになったとの見方を示した。
コーエン次官によると、イスラム国は今年イラクとシリアにまたがる地域を制圧した際に占拠した油田から採れる原油を売却し、1日当たり100万ドル(約1億800万円)を稼ぎあげるなど、「前例のない速さ」で富を蓄積している。

国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)と異なり、イスラム国の資金源の大半は、湾岸諸国などにいる裕福な資金供与者やテロ支援国家ではない。だがコーエン次官は、イスラム国は「国家が支援するテロ組織を除けば、われわれが対峙(たいじ)してきた中で最も資金力のあるテロ組織だろう」と語った。

イスラム国は、制圧した精製所からだけでも1日5万バレルの石油を生産しており、その石油は「大幅な割引価格でトルコの業者を含むさまざまな仲介人に売却され、その仲介人がさらに石油を輸送し転売している」と同次官。イスラム国は「活動地域内外の商人たちを長年つないできた根深い闇市場」に入り込んでおり、石油がイラク国内のクルド人に売却され、さらにトルコに転売されている例もあるという。

またイスラム国と、米国が支援する穏健派の反体制派との二面戦争を戦うシリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権さえ、イスラム国に奪われた油田や製油所の石油をイスラム国から購入する手配をしているという。

イスラム国はまたジャーナリストや欧州人の誘拐によって、今年約2000万ドル(約21億円)の収入を得ている他、周辺地域の都市の商人などを恐喝し資金提供を要求もしている。
コーエン次官はまた、密売されている石油を購入している側や、仲介人、輸送会社など、イスラム国の石油を扱っている関係者も特定し、米国のみならず世界中の金融機関から締め出すなど取引を阻止していくと語った。

こうしたテロ資金の阻止に非常に重要なのは中東諸国だが、コーエン次官が最近訪れイスラム帝国対策で協議したサウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)では進展がみられるものの、過去に「テロ資金の流れを許容している」とみられていたカタールやクウェートではさらに課題が残っているという。(c)AFP/Jo Biddle

2)米国・カナダ

①NYのエボラ陽性医師、前日に地下鉄でボウリング場や公園へ

2014年10月24日 AFP日本語版

【10月24日 AFP】米ニューヨーク(New York)市で23日、西アフリカ・ギニアから帰国した後にエボラウイルス陽性と診断された医師は、診断の前日に地下鉄に乗り、市内のボウリング場や人気の公園を訪れていた他、約4.8キロのジョギングもしていたことが明らかになった。レストランに立ち寄った可能性もあるという。

クレイグ・スペンサー(Craig Spencer)医師(33)は西アフリカで、国際医療支援団体「国境なき医師団(Doctors Without Borders、MSF)」のメンバーとしてエボラ出血熱患者の治療に携わった後、欧州を経由して17日にニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港(John F. Kennedy International Airport)に到着した。

ニューヨーク市当局によると、スペンサー医師は帰国後、1日に2回自分で検温し、できるだけ人に会わないようにしていた。23日になって初めて高熱などの症状が出たが、その前日に地下鉄を乗り継いでブルックリン(Brooklyn)地区ウィリアムズバーグ(Williamsburg)にあるボウリング場を訪れていたという。このボウリング場は予防措置として現在封鎖されている。

同市当局には、スペンサー医師が症状を示す前の48時間の同医師の行動について問い合わせが相次いでいる。同市保健当局のメアリー・バセット(Mary Bassett)氏が記者会見で説明したところによると、スペンサー医師は22日、ボウリング場に加え、チェルシー(Chelsea)地区にある鉄道高架路線跡地を緑道として再開発した公園ハイライン(High Line)を訪れていた。また、3マイル(約4.8キロ)のジョギングをした他、レストランに立ち寄った可能性もあるという。

同医師が地下鉄に乗っていた際は発熱や下痢、嘔吐、出血といったエボラウイルスの感染につながる症状は出ておらず、「地下鉄に同乗していたことが問題となる可能性は非常に低く、ほぼゼロと言っていい」とバセット氏は述べた。

バセット氏によると、スペンサー医師と接触のあった婚約者と2人の友人は隔離された。全員、何の症状も示しておらずエボラ熱の検査を行う必要はないという。スペンサー医師が乗ったタクシーの運転手も、直接の接触はなかったため危険はないという。(c)AFP

☆(3)今日の重要情報

① 特攻70年:「特攻は日本の恥部、美化は怖い」 保阪正康さんインタビュー

2014年10月24日 毎日新聞

http://mainichi.jp/feature/news/20141024mog00m040003000c.html

特攻とは何か。特攻隊員たちの遺書が自身の執筆活動の原点というノンフィクション作家、保阪正康さん(74)に聞いた。【聞き手・高橋昌 紀/デジタル報道センター】

       ◇        ◇

ある元海軍参謀にインタビューをした際、戦時中の個人日誌を読ませてもらったことがあります。特攻隊についての記述があり、「今日もま た、『海軍 のバカヤロー』と叫んで、散華する者あり」と記してありました。部外秘の文字も押されて。この元参謀によると、特攻機は離陸した後はずっと、 無線機のス イッチをオンにしているそうなんですよ。だから、基地では特攻隊員の“最後の叫び”を聴くことができた。「お母さーん」とか、女性の名前も あったそうで す。「大日本帝国万歳」というのはほとんどなかった。ところが、そうした通信記録は残っていない。故意に燃やしてしまったに違いありません。 “軍神”が 「海軍のバカヤロー」と叫ぶ。それは当局にとって、隠蔽(いんぺい)すべきことだったでしょうから。

高校時代に「きけわだつみのこえ」を読みました。それが特攻隊について、考えるようになった契機です。その後、生き残りの隊員や遺族らに 取材を重 ねてきました。学徒出陣した上原良司氏(陸軍大尉。1945年5月、沖縄で戦死)の妹さんは、兄と仲間たちの会話を手帳に残していました。彼 らは「向こう の奴(やつ)ら(=米軍)何と思うかな」「ホラ今日も馬鹿(ばか)共が来た。こんな所までわざわざ自殺しに来るとは間抜けな奴だと笑うだろう よ」と言い 合っていたそうです。取材後の彼女の何気ない言葉は重く、響いています。「指揮官たちは『後に続く』と言いながら、誰も飛び立たなかったそう です。その言 葉を信じた兄たちが事実が分かったら、どんな気持ちになるでしょう」

高級参謀をはじめ、日本の職業軍人とは何者だったのでしょうか。英国は階級社会ですが、国を守るという点では王族・貴族もありません。戦 争で死ぬ ということについて、平等性がある。戦争に貴賤(きせん)なしです。日本でも高松宮さまなどは前線勤務を希望していたようです。ある陸軍大学 校出身の元参 謀には「息子を入学させるなら、陸大だよ」と言われました。彼の同期50人ほどのうち、戦死は4人だけだったそうです。エリートは前線に行か ず、戦争を美 化するんです。

兵士への危険負担を限りなく、低くすることが本来の指揮官の役割です。国民的バックグラウンドの下で、西洋の民主主義国家にはそれがあっ た。彼我 の戦力を客観的に分析する。物量主義も、兵士を死なせないためにあるんです。日本にあったのは生煮えの軍事学です。仏独に学んだ上っ面だけの 西洋軍事学に “日本精神”である武士道を乗っけた。「武士道と云(い)ふは死ぬこととみつけたり」(「葉隠」)の文言だけを取り出し、都合良く利用した。

特攻は日本の恥部です。命を慈しむ日本の文化や伝統に反することです。命中率99%であったとしても、だめなんです。志願を建前としてい ました が、実際には強制でした。本人が望んでいない死を要求し、死なせる。こんなものは軍事ではない。国家のため、大義のためという、自己陶酔でし かない。戦争 とは人の生死をやり取りする闘争です。ロマンなどないんです。特攻は米軍に畏怖(いふ)心を与え、日本本土上陸をためらわせた--との説があ りますが、と んでもない。米軍は暗号名「コロネット」「オリンピック」などの上陸作戦を着々と準備していました。一方の日本軍は「義勇兵役法」で国民の根 こそぎ動員を 決め、1億総特攻に駆り出そうとしていた。国民一人一人が特攻要員だったんです。

(以下略)

☆(4)今日の注目情報

①【名誉毀損で有罪判決の元「噂の真相」編集者が産経新聞問題を語る】

言論弾圧は韓国だけじゃない! 日本の検察も刑事罰で批判報道を封じ込め!(神林広恵元「噂の真相」編集者)

2014.10.12 Litera

http://lite-ra.com/2014/10/post-541.html

産経新聞・加藤達也ソウル前支局長がソウル中央地検から在宅起訴された問題で、日本のメディアが一斉に批判の声をあげている。一面に熊坂隆 光社長名の声 明を掲載した当事者の産経新聞はもちろん、朝日、読売、毎日も大きく紙面をさき、「言論、報道の自由に対する侵害」と韓国当局を強く非難し た。

政治家や識者も同様だ。橋下徹大阪市長が「とんでもない。名誉毀損で刑事罰に処すなんて民主主義の国とは思えない」とコメントしたのをは じめ、 「日本と違って韓国は言論の自由はないのか」「韓国の司法は日本と違って政権と癒着し、独立していない」「国家権力の言論弾圧以外の何もので もない」と いった声が噴出している。

たしかに、韓国、ソウル中央地検の今回の行為は徹底して批判されるべきだ。それがどういう報道であれ、外国の報道機関を国内法で処罰する のは国際 社会の常識に反しているし、そもそも橋下氏がいうように、名誉毀損で言論機関、メディアを起訴すること自体が、民主主義国家としてありえない 恥ずべき行為 である。

だが、ひとつだけ訂正しておきたいのは、今回の事件は右派メディアや嫌韓論者が叫ぶような、「韓国だから起きた」特殊な言論弾圧事件では ない、ということだ。
 
実は日本においても、同様の「名誉毀損」を使った国家権力による言論弾圧は起きている。今から20年前、私自身がその当事者として、今回の 産経新聞ソウル支局長と同じように、日本の検察から名誉毀損で起訴されているのだ。

当時、私は「噂の真相」(2004年休刊)という雑誌の編集デスクをつとめていた。この「噂の真相」という月刊誌はタブーに踏み込むこと を編集方 針としており、大物政治家、警察、財務省、宗教、同和利権、大物作家、大手芸能プロダクションなど、マスコミがふれることのできない不正やス キャンダルを 次々と記事にしていた。

中でも徹底的に追及していたのが、日本唯一の公訴機関である検察庁だった。検察をめぐっては今でこそ、調書改ざん事件や国策捜査問題で、 批判報道 も珍しくなくなったが、今から20年以上前には「国策捜査」という言葉すらなく、検察を批判するメディアは皆無。そんな中にあって「噂の真 相」は唯一、検 察の捜査手法の問題点、政治家との癒着、検察幹部が企業から接待漬けにされている事実などを次々暴き続けていたのだ。

その姿勢は政治家や大企業の摘発を担当し「日本最強の捜査機関」といわれていた東京地検特捜部に対しても同様で、「特捜のエース」とマス コミから ヒーロー扱いされていた宗像紀夫が特捜部長に就任すると、その宗像部長と福島交通の小針暦二会長との関係や捜査情報漏洩疑惑などを連続追及し た。

すると、1994年、宗像部長率いる東京地検特捜部が突如、「噂の真相」への捜査を開始したのである。「噂の真相」は当時、作家と評論家、 2名から 名誉毀損で刑事告訴されていた。名誉毀損は通常、民事裁判で争われるものだが、刑事告訴も可能で、批判記事やゴシップを書かれた政治家や芸能 人が週刊誌な どを刑事で告訴することもある。だが、刑法の名誉毀損は戦前に定められた条項で「言論・報道の自由」を侵害するおそれがあるため、検察は告訴 を受けても起 訴まではしない、それが慣例だった。

しかも、「噂の真相」の記事はうわさ話を書き立てただけの今回の産経のコラムとは違って、作家の元秘書や評論家のスタッフなど内部の人間 による告発をもとに精緻な取材をしており、どう考えても刑事上の名誉毀損が成立するようなものではなかった。

ところが、検察はこの事件でそれまでの慣例をくつがえし、「噂の真相」を本格捜査。1995年6月、編集長の岡留安則と記事を執筆した私 を名誉棄 損容疑で起訴したのである。東京地検特捜部が商業メディアを起訴するのははじめてのこと。これだけでも異例だが、宗像特捜部長は捜査着手前、 記事の事実関 係すらまったく調べていない前年の8月の段階で、親しい司法担当記者に「『噂の真相』をやる」と宣言していた。「噂の真相」に対する捜査・起 訴は明らか に、検察組織と自分のスキャンダルを書いたことへの報復、狙い撃ちだった

その後、私たちは裁判で徹底的に検察と闘い、記事が真実であることをほぼ完全に証明したが、検察側はここでも、信じられない暴挙に出る。 なんと 「噂の真相」の間違いを立証することを放棄し、記事が事実かどうかにかかわらず、私生活に踏み込んでいることだけで名誉毀損罪にあたると主張 したのだ。そ して、裁判所もこれを追認。「一部でも私生活の行状を書けば、記事全体が名誉毀損に該当する」という恐ろしい論理で、岡留編集長に懲役8カ月 執行猶予2 年、私、神林に懲役5カ月執行猶予2年という判決が確定してしまった。

ちなみに、このとき、特捜部で「噂の真相」をでっち上げ起訴した担当検事のひとりが、現在は検察を退職してニュース番組でコメンテーターも つとめる 若狭勝弁護士だ。今回の産経ソウル支局長起訴に際して、若狭弁護士は「(韓国の検察の)行き過ぎという感じがする」とコメントしていたが、こ の人は自分が 検事時代にやったことを覚えていないのだろうか。

検察が自分たちに都合の悪い報道を圧殺したケースは「噂の真相」だけではない。たとえば、2002年に起きた三井環事件などはその典型だ ろう。こ の事件は、当時、大阪高検公安部長の職にあった三井環が検察の裏金について複数の新聞・テレビで内部告発しようとしたところ、その動きを察知 した検察がテ レビの収録直前に、三井部長を逮捕してしまったのである。

容疑は購入したマンションの移転登記の際、そこに住民票を移したとする「電磁的公正証書不実記載及び詐欺」と、自分を脅そうとしてきた暴 力団組員 の前科調書をとったことに対する「公務員職権濫用」。法律関係者もこぞって「普通なら絶対に逮捕はありえない」と首をひねる微罪逮捕だった。

ようするに、日本の検察も韓国当局と同様、自分たちの組織や権益を守るために、その公訴権を濫用して平気で言論・報道の自由を踏みにじる 体質を もっているのだ。いや、検察だけではない。政治家や官僚も、自分たちの都合の悪い記事を書かれたとたん、メディアを刑事告訴するケースはあ る。「名誉毀損 で刑事なんて民主主義の国とは思えない」といっていた橋下大阪市長も、「週刊朝日」で自分の出自に関する記事を書かれた際には、ツイッターで 「民事、刑事 の法的手続きを取る」と宣言した(実際には告訴しなかったが)。

そして、最大の問題は、韓国に対して非難の声を上げている日本の新聞、テレビが、自分の国で起きた権力による言論弾圧については一切批判しないことだ。それどころか、権力機関の手先になって告発報道たたきに参加するケースもある。

たとえば、前述した三井事件では、朝日新聞や共同通信がその逮捕が裏金に関する内部告発の口封じだったことを指摘したが、読売と産経はこの問題にはほとんど触れず、三井元公安部長がいかに極悪人かを報道し続けた。

一連の朝日の誤報問題でも、読売と産経は官邸の情報リークにのって吉田調書の些末な誤報をあげつらい、本質隠しに協力するなど、その権力 御用体質をいかんなく発揮した。

今回のソウル支局長起訴問題で、産経新聞の熊坂社長は「今後も産経新聞は決して屈することなく、『民主主義と自由のために闘う』」などとい う声明を出したが、そういう意味では、産経は「言論の自由」とはもっとも縁遠いメディアだったのである。

実際、今秋の問題でも産経はすでに姑息なところを見せている。問題になった記事は「朴槿恵大統領が旅客船沈没当日、行方不明に…誰と会っ てい た?」という男性関係を詮索するゴシップ記事なのに、社長声明では記事の内容を「朴槿惠大統領の動静をめぐる韓国国内の動きを日本の読者に伝 えたもの」と 微妙にそれを糊塗する一方、今回の問題を韓国のインターネットに責任転嫁するような記事も掲載している。自分たちの記事は日本国内向けなの に、インター ネット媒体『News Pro』がそのコラムを無断で韓国語に全訳し、恣意的論評を加えて、国内に拡散させたせいだ、と。

起訴がおかしいと考えているなら、堂々と「言論の自由」を訴えればいいのに、それができないというのは、この新聞社が根本的に「言論の自由」に価値をおいていないからなのだろうか。

しかし、それでも、今回の問題で産経新聞を支援し、韓国政府と検察当局を徹底批判したい。それが仮に言論の自由をつぶそうとするメディア であろうと、その言論をも守るというのが、本当の意味で「言論の自由を守る」ということだから。
(神林広恵 元「噂の真相」編集者)

☆(5)今日の【大手マスコミが報道しない真実】

① 小渕優子前大臣、来週にも「議員辞職」か…首相と“利害”一致

2014年10月24日 日刊ゲンダイ

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154362

疑惑発覚からわずか5日目にスピード辞任した小渕優子衆院議員(40)。安倍首相も小渕氏本人も“大 臣辞任”で幕引きにするつもりだが、野党は簡単に終わらせる気はない。小渕優子氏は、来週中にも“議員辞職”する可能性が囁かれている。

辞任会見で「私自身、分からないことが多すぎる」「なぜ、こうなっているのか」と、まるで“他人事”“被害者”のような発言を繰り返した。

しかし「政治資金収支報告書」の収入と支出のつじつまが合わず、総額5000万円以上のカネの行方が分からなくなっているのだから、「私自 身、わからないことが多すぎる」では済まされない。

しかも、「政治資金収支報告書」に記載されていた代表者、会計責任者、作成担当者の5人は“名義貸し”だった。有権者にモノを贈ることは公 選法で禁じられているのに、地元有権者にワインを贈っていたことも発覚。連日、新たな疑惑が見つかっている。

本人は憔悴し、誰も声をかけられない状態だという。経産大臣をスピード辞任した小渕優 子氏は、思い切って国会議員を辞めることも考えているらしい。

「いま小渕さんの周辺は、どうすれば傷を小さくできるか頭をひねっている。潔く議員辞職した方が政治生命を保てるという声が強いといいます。 このまま議員 を続けても、いつまでもワイドショーや週刊誌に騒ぎたてられるだけ。最悪なのは、国会の政倫審への出席を迫られることです。もし、政倫審に 引っ張り出され たら、疑惑議員のレッテルを貼られてしまう。それよりも、ここで議員バッジを外し、再起をかけて次の選挙に臨んだ方が得策。どうせ、次の選挙 は来年中には ある。落選することは絶対にない。禊を済ませることにもなります」(自民党関係者)

■議員辞職しなければ国会は“政治とカネ”一色に

安倍首相にとっても、小渕優子氏が早めに議員辞職することは 悪い話じゃない。

「官邸周辺からは、10月30日(木)までに議員辞職してもらえれば、ありがたいという声が聞こえてきます。30日には衆院で総理が出席 する集中審議が行 われる。小渕さんが大臣を辞めたあと、最初の本格的な国会論戦になる。テーマは“政治とカネ”にならざるを得ない。しかし、小渕さんが議 員辞職してしまえ ば、野党の追及は弱くなる。安倍首相も<ご本人は責任を取られて議員を辞められた>と押し切れます。30日までに議員を辞職すれば、新聞 テレビは議員辞職 のニュース一色になり、拉致問題交渉の失敗は小さな扱いになる、という勝手な話まで出ています」(官邸事情通)

大臣を辞めようが、議員を辞めようが、5000万円のカネがどこに消えたのか、何に使ったのか、徹底的に追及しないとダメだ。

☆(6)今日の【真実・事実の追及】

①特攻70年:「神風」犠牲4000人 9機に1機だった命中率

2014年10月24日

http://mainichi.jp/feature/news/20141024mog00m040005000c.html


【神風は吹いたのか?】4000人が死んだ「特攻」を徹底的にデータ分析

<保 阪正康さん>「指揮官たちは『後に続く』と言いながら、誰も飛び立たなかった…」
70年前の1944年10月25日、日本海軍の「神風特別攻撃隊」がフィリピン沖海戦で米海軍艦艇に初めて突入した。生還を許さない航空 特攻の始 まりで、終戦までの戦死者は約4000人ともされる。この体当たり攻撃の効果を、大本営は「9機に1機の命中率」と冷徹に試算。「大型艦に対 しては致命的 打撃威力を発揮できない」との査定も下していた。ノンフィクション作家の保阪正康さん(74)は「特攻は日本の恥部。美化することは、それを 命じた軍当局 と変わらない」と指弾する。【高橋昌紀/デジタル報道センター】

旧防衛庁防衛研修所戦史室が編さんした「戦史叢書」によると、沖縄戦(1945年3~6月)での戦果を基に、海軍は終戦間近に特攻機の予 期命中率 を算出。対機動部隊で9分の1(約11%)、対上陸船団で6分の1(約17%)と見積もったという。特攻作戦が始まったフィリピン沖海戦時は 約27%とし ており、実際の命中率は大幅に低下していた。

このことは▽搭乗員の練度の低下▽航空機材の品質低下▽米海軍の対策向上--などが影響している。零式艦上戦闘機(ゼロ戦)をはじめとす る日本機 の弱点は防弾性能の低さにあり、生還率に直結した。開戦当初のベテラン搭乗員の半数以上は44年前半までに戦死。45年3月時点で、主力航空 部隊の搭乗員 (偵察員を含む)計2661人のうち、技量未熟で錬成が必要な「技量D」の搭乗員は4割超にものぼった。

最高速500キロを超えるゼロ戦であっても、特攻用に爆装をすれば性能低下は避けられない。最高速200~300キロ程度の練習機や偵察 機となれ ば、なおさらだった。米軍艦艇の警戒レーダーに探知され、米艦載機の統制された迎撃を受け、未熟な搭乗員と劣悪な機材では被撃墜率が高まるの は当然だっ た。命中しても、上部構造物の破壊だけでは大型軍艦は通常沈没しない。大本営海軍参謀部が「現有特攻機の装備と攻撃法では貫徹力不十分」と認 識しながら も、特攻出撃は終戦の日まで繰り返された。

航空特攻で撃沈された連合軍の正規空母、戦艦、巡洋艦はゼロ。「『海軍のバカヤロー』と叫び、突入した隊員もいる」。保阪さんは自身の取 材に基づ いた秘話を明かす。隊員を思うと涙を禁じ得ず、軍司令官や参謀らには怒りを感じるという。「エリートは前線に行かず、戦争を美化する。十分な 検証が無くて は、同じような過ちを繰り返してしまう」と警鐘を鳴らす。

②ネイキッドロフト:日本鬼子(リーベンクイズ)』奇跡的DVD化記念トークイベント

「『日本鬼子』が歪んだ今の日本に投げかける疑問符と怒り」
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http://www.loft-prj.co.jp/schedule/naked/27810

2014.11.05

OPEN 18:30 / START 19:00

予約¥1,500 / ¥1,800(飲食別)
※ご予約はネイキッドロフト店頭電話&ウェブ予約にて受付中
電話→ 03-3205-1556(16:30~24:00)
ウェブ→ コチラ
※会場にてDVD独占先行販売致します。

リーベンクイズとは、「日本鬼子」の中国語読みで、蛮行を重ねた日本兵たちへ向けた言葉であり、最大の蔑称である・・・

日中15年戦争で、中国大陸にいた元日本軍兵士14人が自ら行った血も凍る残虐な行為(強姦、試し斬り、非道な拷問、井戸に落とした母子 めがけて手榴弾を 投げ込み爆殺、七三一部隊による生体実験、中国人を使った人間地雷探知機、人肉食、細菌化学兵器・・・)を語った衝撃的ドキュメンタリー 映画『日本鬼子 (リーベンクイズ) 日中15年戦争・元皇軍兵士の告白』(2000年公開作品/160分)。

映画評論家 町山智浩氏が『アクト・オブ・キリング』のパンフレットで本映画を引用した評論文を書かれ、「日本鬼子とは一体どんな映画なんだ?」と多くの人々をザワつ かせた衝撃作が遂にDVD化!

発売の2日前に『日本鬼子』の監督、松井稔氏、映画監督の原一男氏、一水会顧問の鈴木邦男氏が集結。この映画の持つ恐ろしさ、強さ、重 さ、歪みきった今の日本にこの映画が投げかける波紋をじっくりとトークいたします!
思想・信条に関係なく重要な日になること間違いなし!

【登壇者】松井稔(「日本鬼子」監督)、原一男(映画監督)、鈴 木邦男(一水会顧問)
【司会】弓家保則

☆(7)【海外情報】

①米アマゾン:赤字10倍超 スマホの不振響く 7~9月期

毎日新聞 2014年10月24日 

http://mainichi.jp/select/news/20141024k0000e020182000c.html

米インターネット通販大手アマゾン・コムが23日発表した2014年7~9月期決算は、同社初のスマートフォンの販売不振が響き、純損益 が4億 3700万ドル(約470億円)の赤字になった。赤字は前年同期(4100万ドル)の10倍超に膨らんだ。「iPhone(アイフォー ン)6」と「6プラ ス」が売れ、好決算だった米アップルと明暗を分けた。

赤字は4~6月期に続き、2四半期連続。7月に米国で発売したスマホ「ファイアフォン」の販売が思うように伸びず、1億7000万ドルの 関連損失を計上した。(共同)

★(8)昨日の情報発信結果
              
①ネットTV放送前日総視聴者数:595
②ネットTV放送前日のコメント数:27
③ネットTV放送TV総視聴者数:247,995
④ネットTV放送総コメント数: 28,061
⑤ネット放送サポーター数:686
⑥ネット放送ライブ回数:1,775
⑦ネット放送通知登録数:1,438
⑧ブログ前日閲覧者数(PV):4,450
⑨ブログ前日訪問者数(IP):1,372
⑩ブログトータル閲覧者数(PV):9,577,466
⑪ブログトータル訪問者数(IP):3,619,301

★(9)今日の情報発受信媒体

①メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp

②ツイッター:https://twitter.com/chateaux1000

③フェースブック:http://www.facebook.com/yasuhiko.yamazaki.98

④ブログ1:http://blog.goo.ne.jp/yampr7

⑤ブログ2:http://7614yama.blog.fc2.com/

⑥ネットTV放送【YYNewsLive】:http://twitcasting.tv/chateaux1000

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【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】
情報発信者 山崎康彦
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