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【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】を主宰しております【市民革命派】ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。
昨日金曜日(2015.06.10)に放送しました【YYNewsLive】の『メインテーマ』を加筆訂正して【ブログ記事】にまとめました。
【放送録画】73分37秒
http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/278471814
【放送録画】
【ブログ記事】
■5月7日に解放されたスペイン人ジャーナリスト3人はやはりスペイン政府が身代金を払ったから解放された!
▲[ISに売ると脅かされた]ヌスラ戦線が拘束の記者語る
朝日新聞 2016.06.10記事 書き起こし
内戦中のシリアで、アルカイダ系武装組織[ヌスラ戦線]に長期間拘束されたスペイン人ジャーナリスト、アルヘル。サストレさん(36)が朝日新聞のインタビューに応じた。
食事は十分与えられたが、人質を殺害することが多い過激派組織[イスラム国](IS)に売り渡すと連日のように脅され、[精神の崩壊と闘わねばならなかった]と語った。
インタビューは7日、スペインのマドリードで行われた。
サストレさんは昨年7月11日、他のスペイン人ジャーナリスト2人と計3人でトルコ南部ハタイ県からシリアに潜入。地元少年の手引きで国境警備隊の眼を盗んでオリーブ畑を歩いて越境した。同13日、アレッポを車で移動中、後続車から降りてきた覆面姿の男6人
に全員拉致された。
建物を転々と
サストレさんらは約3カ月後、この一団からヌスラ戦線に引き渡された。その後は民家らしき建物を転々とさせられた。監禁されたどの部屋にも監視カメラがあり、窓には鉄格子がはめられていた。ガラスの外側にはビニールが貼られ、そとの様子は見えなかった。遠くに砲撃恩を聞いたが、空爆や戦闘に巻き込まれたことはなかった。
ヌスラ側からは[脱走を試みるなど抵抗しなければ、丁寧に扱う]と約束されたという。食事はサラダ、オリーブ、ゆでたジャガイモ、ゆで卵、米、パスタなど。週に数回は鶏や肉料理も出た。
サストレさんは腕立て伏せや腹筋、スクワットを毎日欠かさなかったが、しばらくすると禁じられた。代わりに聖典コーランやイスラム教を解説する英文書籍2冊、ノート、テレビが提供された。テレビは300以上のチャネルが映り、英BBCや米CNNを見ることができた。映画専門局でハリウッド映画を楽しむことも出来た。
精神安定を保つ
最もつらかったのは、ヌスラ戦線のメンバーに、毎日のように[スペイン政府はお前たちを見捨てた][もう『イスラム国』に売り渡す]と聞かされたことだ。サストレさんは精神の安定を保つために、もらったノートに冒険小説を書いた。シリアでの自らの経験を基にした。ノートは7,8冊に達したが、解放前に取り上げられた。
5月7日に解放され、翌8日にスペインに帰国。国王フィリップ6世からねぎらいの電話をもらった。[解放に尽力してくれた政府関係者をはじめ、国民は私たちを見捨てなかった、スペイン人に生まれて、本当に良かったと思った]
トルコ紙などによると、スペイン政府はトルコ、語る両政府に協力を要請。交渉の結果、人質一人につき370万ドル(約4億円)をヌスラ側に払うことで決着したという。
サストレさんは、ヌスラ戦線に拘束されたと伝えられるジャーナリスト、安田純平さん(42)の身を案じる。サントレさんは拘束中、安田さんらしき人を見たことはなかった。
[ジャーナリストがシリアに行くのは、シリアの人々のためだ。シリアの人々は私たちを必要としている。ジャーナリストという『証人』のいない戦争は最悪の戦争だからだ。この仕事を続けてきた安田さんが見捨てられるはずがない。一日も早い解放を願っている]
(マドリード=春日晃)
(終り)
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情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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