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沖縄のように全国で民主党と共産党の野党共闘が成立していたら安倍晋三ファシスト首相を退陣に追い込めた!

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☆【今日の画像】:

9条改憲反対、原発大稼働反対の議員が増えた!

いつもお世話様です。

【杉並からの情報発信です】【YYNewsLive】【市民ネットメデイアグループ】
【草の根勉強会】【山崎塾】主宰の山崎康彦です。

本日火曜日(12月16日)午後5時から放送しました【YYNewsLive】の放送台本
です!

1)No1 68分50秒 http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/125303187#

No1
☆【座右の銘】:

①世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない。(宮沢賢治の言葉)

②命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難(かんなん)をともにして国家の大業は成し得られぬなり。(西郷隆盛の言葉)

③【天下の正道に立ち、天下の大道を行う人】とは (孟子の言葉)

どんなにカネをつまれようとも、カネの誘惑に負けて正道を踏み外すことは絶
対ない。

どんなに貧しくなろうとも、志を曲げてカネのために悪を働くことは絶対にない。

どんなに強力な権力が脅しにかかろうとも、恐れ命を惜しんで屈服することは
絶対にない。

④貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、
いくらあ っても満足しない人のことだ。 (古代ギリシャ哲学者エピクロスの言葉)

⑤お金をたくさん持っている人は、政治の世界から追放されるべきだ。
(ウルグアイ・ホセ・ムヒカ大統領の言葉)

⑥『国民は自然権として抵抗権・革命権を持っている』
    (イギリスの哲学者ジョン・ロックの言葉) 
                          
政府が権力を行使するのは国民の信託によるものであり、もし政府が国民の意向に反して生命、財産や自由を奪うことがあれば、抵抗権(革命権、反抗 権)をもって政府を変更することができる。

⑦『彼らが最初共産主義者を攻撃したとき』

(ドイツルター派牧師であり反ナチス行動で知られるマルティン・ニーメラーの詩)

ナチ党が共産主義を攻撃したとき、私は自分が多少不安だったが、共産主義者でなかったから何もしなかった

ついでナチ党は社会主義者を攻撃した。私は前よりも不安だったが、社会主義者ではなかったから何もしなかった

ついで学校が、新聞が、ユダヤ人等々が攻撃された。私はずっと不安だったが、まだ何もしなかった

ナチ党はついに教会を攻撃した。私は牧師だったから行動した―しかし、それは遅すぎた

⑨『私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ。うすれば誰が法律を作ろうとそんなことはどうでも良い。』

(ドイツ・ロスチャイルド商会創設者マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドの言葉1790年)

⑩ジョン・レノン【イマジン】1971年

想像してごらん 天国なんて無いんだと
ほら、簡単でしょう?
地面の下に地獄なんて無いし
僕たちの上には ただ空があるだけ
さあ想像してごらん みんなが
ただ今を生きているって...

想像してごらん 国なんて無いんだと
そんなに難しくないでしょう?
殺す理由も死ぬ理由も無く
そして宗教も無い
さあ想像してごらん みんなが
ただ平和に生きているって...

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
きっと世界はひとつになるんだ

想像してごらん 何も所有しないって
あなたなら出来ると思うよ
欲張ったり飢えることも無い
人はみんな兄弟なんだって
想像してごらん みんなが
世界を分かち合うんだって...

僕のことを夢想家だと言うかもしれないね
でも僕一人じゃないはず
いつかあなたもみんな仲間になって
そして世界はきっとひとつになるんだ

⑪ガンデイー七つの社会的罪

マハトマ・ガンディーは1925年10月22日に雑誌『Young India』(英語版)に
て、「七つの社会的罪」(Seven Social Sins) として次の7つを指摘した。

道義なき政治 (Politics without Principle)

労働なき富 (Wealth without Work)

自覚なき快楽 (Pleasure without Conscience)
                                   
人格なき学識 (Knowledge without Character)

道徳なき商業 (Commerce without Morality)               
                                   
人間性なき科学 (Science without Humanity)

犠牲なき信仰 (Worship without Sacrifice)

☆【今日の映像】:2014年12月10日放映の【報道ステーション】

▲集団的自衛権「行使容認」米国"知日派"が求めるもの

2014年12月10日

http://goo.gl/efG04V

米国"知日派=ネオコンのインタビューでの発言

・アベは大変うまくやっている。大変ありがたい。

・東シナ海域は、アメリカが行かなくても、日本単独でやってもらいたい。

・選挙が終わったら、早速全ての軍事活動が出来るよう法整備をしてもらいたい。

・日本には、空爆の経験等が無いがこれを機会に出来るようになれば素晴らしいことだ。

・PKOで武力行使が出来るようにして欲しい。

☆【今日のひとこと】:第3次アーミテージ・ナイ報告書(2012年)

①集団的自衛権の禁止は日米同盟の障害だ。

②平和な時も緊張・危機および戦争の時も、安全保障全体で完全な協力体制で対応できるような権限を私たちの軍がもつことは妥当なことだ。

☆【今日の呼びかけ】:

■全国津々浦々に【家族勉強会】と【草の根勉強会】を立ち上げ①【日本国憲法】②【日本の支配と搾取の構造】③【世界の支配と搾取の構造】を徹底 的に学び、【草の根の反ファシスト統一戦線】を形成しよう!【訂正版】

今まで政治の表舞台に登場してこなかった【利権・特権を拒否するフツーの市
民】1000万人が本格的に政治の表舞台に登場するためには、まず日本 全国津々浦々に【家族勉強会】と【草の根勉強会】を立ち上げ、①【日本国憲法】②【日本の支配と搾取の構造】③【世界の支配と搾取の構造】を徹底的に学ぶ 必要がある!

我々は【家族勉強会】と【草の根勉強会】の中で、日本の最高法規であり国民の価値基準・動基準となる【日本国憲法】を学び、そして日本と世界の 【支配と搾取の構造】を勉強して多くの人と共有する必要がある。

そして社共の【左翼リベラル】勢力や小沢一郎氏に代表される【保守リベラル】勢力や山本太郎氏に代表される【無党派リベラル】勢力と共に、安倍自 公ファシスト政権打倒の【反ファシスト 統一戦線】を形成し、来るべき我々の望む【市民革命政権】樹立に向けて活動しなければならない!
                                   
我々は、今の【支配と搾取】社会を解体し【反ファシスト統一戦線】による【市民革命】と【市民革命政権】樹立を通して、【1%利権・特権支配勢 力】による【支配と搾取の構造】を解体し【世界がぜんたい幸福になる】社会に大転換させる必要があるのだ!

(2)【家族勉強会】や【草の根勉強会】を立ち上げたいと考えておられる皆さ
ん!立ち上げのお手伝いをしますので是非ご連絡ください!

  yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp

(3)【草の根勉強会】開催のお知らせ!

①12月20日(土)午後2時-5時【埼玉県大宮勉強会・第一回勉強】開催!

主婦3名が立ち上げた【大宮勉強会】第一回の模様はツイキャスでネット
中継されます。

☆【今日のお知らせ】:

①自主制作CD『大人は手遅れかも知れないが子供たちに伝えなければならないことがある』(制作:音楽工房Amakane、\1,000)が発売さ れました!

私が4年前に書いた詩【大人は手遅れかも知れないが子供たちに伝えなければならないことがある】に作曲家高橋喜治さんが曲を、7名の音楽家が歌と 演奏を、CDブックレットの3枚の絵をパロディ作家マッド・アマノさんが担当してCD化が実現しました。

★ CDのご購入は下記の3通りの方法でお求めいただけます。        

総合案内:http://goo.gl/TU7em2

1)サイト
http://haruan37shop.cart.fc2.com/

2)メール                               
amakane@mac.com

3)ファックス
045-345-4469

②CDの宣伝チラシがサイトにアップされました!ご自由にダウンロードして印刷していただきぜひ宣伝にお使いください。

http://goo.gl/o07zPh

☆(1)今日のメインテーマ:

驚愕の事実!

先の衆議院選挙で沖縄のように全国で民主党と共産党の間で野党共闘が成立していたら、安倍晋三ファシスト&サイコパス首相を退陣に追い込めたのだ!

12月14日投開票された第47回衆議院選挙で、①もしも民主党と共産党の間で反自公の野党共闘が成立し反自公統一候補が全国の選挙区で実現していたら、55の小選挙区で自民党候補が民主党候補に負けていたのだ!

55選挙区リストは後に明記します。

したがって自民党の小選挙区での獲得議席は、223議席ではなく168議席となり、比例の議席68を加えても236議席で過半数238議席に2議席足らず安倍晋三ファシスト&サイコパス首相は約束通り退陣を余儀なくされていたのだ!

更に、②もしも民主党と維新の会と共産党の間で大阪と京都と神戸で反自公の野党共闘が成立し反自公統一候補が実現していたら、何と9選挙区で自民党候補が維新の会候補に負けたのだ!

9選挙区リストは後に明記します。

したがって、民主党と共産党と維新の会で野党共闘が組めていたならば、自民党の小選挙区での獲得議席は223-55-9=159議席となり大敗北を喫したのだ!
 
更に、③もしも小選挙区で敗北した候補を比例で復活させるという救済制度=比例代表並列制ではなく、各政党が比例で獲得した票数の割合をそのまま全議席180に割りふる公平な制度だったら、どうなっていただろうか?

自民党が比例で獲得した票数(1695万6321票)は全有権者(1億396万2784人)の16.3%であり、比例の議席数は68議席ではなく180 x 0.163=29議席なのだ!

①と②と③の条件で先の衆議院選挙結果を集計し直すと、自民党が獲得した議席数は小選挙区155議席+比例29議席計184議席であり衆議院の過半数(238議席)を大幅に下回り、公明党の35議席を加えても自公で219議席しかなく、自公政権は崩壊し,安倍首相は退陣に追い込まれたのだ!

野党共闘で反自公統一候補を全国で擁立で来ていれば、確実に安倍晋三ファシスト首相を退陣させ、自公政権を崩壊させ、反自公の野党連立政権を確実に樹立できた最大のチャンスを党利党略のためにつぶした民主党海江田代表と共産党志位委員長の責任は、万死に値する犯罪であろう!

☆(3)今日のトッピックス

① 「自民圧勝」垂れ流し…大新聞が仕組んだ“戦後最低”投票率

2014年12月15日 日刊ゲンダイ

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155766

「自民単独で300議席超える勢い」――。大手メディアによる事前の自民圧勝予測は何だったのか。大新聞は公示日の2日後から世論調査を踏まえた 衆院選の情勢 を伝えた。どこもかしこも「自民300議席超え」を書き立て、「比例区では80議席に迫る」と報じた全国紙もあった。

ところが、いざ投票箱のフタを開けると、自民の獲得議席は「291」と公示前勢力を下回り、比例区も「68議席」にとどまったのだから、メ ディアの分析 もいい加減なものだ。有権者の「揺り戻し」が働いた選挙結果なら、この国の民意もまだ捨てたものではないのだが、野党の議席も伸びず、投票率 は戦後最低を 更新して52・66%では褒められた話ではない。

「戦後最低の投票率は、主要紙が序盤情勢で有権者の投票意欲を失わせた結果ですよ。自民300議席超の圧勝観測をタレ流し、『選挙に行って も、この国の政治は変わらない』とあきらめムードを蔓延させたのです」(評論家・川崎泰資氏)

低投票率によって、救われたのは安倍自民党で、公明と合わせて衆院の3分の2議席超を キープした。有権者が選挙に関心を持ち、投票率があと10%高ければ、自民党はもっと議席を減らしていたはずだ。

大手メディアの自民圧勝観測は、やはり時の政権との“選挙協力”だったとしか思えない。

② 買春も口利きも偽装献金も…自民“疑惑議員”全員当選のア然

2014年12月15日 日刊ゲンダイ

これが日本の有権者の民度なのか。「政治とカネ」の問題が発覚した疑惑の政治家がそろって国会に戻っ てくることになった。しかもラクラク当選というのだから口がアングリだ。

公選法違反で告発され、東京地検特捜部が捜査中の小渕優子氏(群馬5区)は断トツ、うちわ問題で法相辞任に追い込まれた松島みどり氏(東京 14区)もぶっちぎりの当選である。

女子大生との買春疑惑で県連が「候補者差し替え」を要請した佐田玄一郎氏(群馬1区)も次点に7000票の大差で勝利した。「カネ」と「オ ンナ」は国会議員が辞職に追い込まれる2大スキャンダルだが、群馬では関係ないらしい。

地元老人ホーム事業の「口利き」がバレた塩崎恭久厚労相氏(愛媛1区)も次点に2万5000票差で余裕シャクシャクの当選。「偽装献金」疑 惑が追及され た江渡聡徳防衛相(青森2区)、政治資金の「虚偽記載」疑惑が報じられた望月義夫環境相(静岡4区)も、それぞれ14日午後8時の投票締め切 り直後に当確 が報じられた。そろって満面の笑みで万歳三唱。カネの問題なんて、きれいさっぱり忘れたかのようだ。

■無所属の渡辺喜美氏は落選

苦戦したのは、もともと選挙の弱い西川公也農相(栃木2区)ぐらい。とはいえ、小選挙区で敗れた民主・福田昭夫氏との差はたった200票。 ちゃっかり比 例復活している。結局、落選したのは、化粧品会社「DHC」の会長から8億円のウラ金を受け取っていた渡辺喜美氏(栃木3区)だけだ。

過去の選挙では、どんなに強い候補でも、選挙直前にスキャンダルが発覚すれば、厳しい選挙戦を強いられたものだ。ところが、今回はほとんど 逆風を受けなかった。

元外務省国際情報局長の孫崎享氏はこう言う。
「沖縄の小選挙区すべてで野党候補が勝利したのは、地元メディアが自民党の“正体”をきちんと報じ、県民が知ったからです。しかし、中央メ ディアは何も報じない。疑惑が指摘されていた自民候補についても同様で、ほとんど触れませんでした。これでは有権者は分かりません」

疑惑議員たちが「これでみそぎは済んだ」と大手を振って戻ってくる。このままじゃあ、国会は疑惑議員だらけになってしまう。

☆(4)今日の【安倍自公ファシスト政権の犯罪】

①安倍自民圧勝の“最大の協力者”は民主党・野田前首相だった

2014年12月16日 日刊ゲンダイ

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/155768/1

総選挙に圧勝した安倍政権は平和憲法をかなぐり捨て、戦後体制を転覆させる……これが今、現実に起こ ろうとしていることだ。この“クーデター”の最大の協力者は民主党の野田前首相という見方もある。

「民主党の中でも、野田前首相や前原元外相といった松下政経塾出身の政治家は、安倍首相と根っこは一緒。特に野田前首相は、自民圧勝という最 悪の結果を招 いた戦犯です。政権交代にかけた国民の期待を裏切って、“自民党野田派”と呼ばれるほど自民党化し、最後は民主党をブッ壊して、安倍独裁政権 を誕生させ た。野田前首相のヒドイやり方のおかげで、2年経っても民主党への信頼は少しも戻っていません。民主党を壊滅的な状態にした松下政経塾が安倍 首相に“大政 奉還”をしたようなものなのです」(本澤二郎氏=前出)

政治ジャーナリストの山田厚俊氏は、別の観点から、野田氏と安倍首相はそっくりだとこう話す。

「野田前首相が11年の民主党代表選に出馬する際、『出るから、みんなで政策を作ってく れ』と言ったという逸話 は有名ですが、安倍首相にも似たところがあります。本人に政治哲学がなく、政策は丸投げになる。保守勢力からすれば、自分たちの政策を次々と 実現してくれ るのだから、こんな使い勝手のいい権力者はいないでしょう。安倍首相が気に入りそうな、保守的な政策を吹き込んで、『歴史に名を残す』などと おだてれば、 深謀遠慮のない首相は、すぐにソノ気になってやってくれる。そうやって、国民が気づかないところで、戦前回帰が進んでいくとしたら、恐ろしい ことです」

こうなると野田氏から安倍氏へ、政党を超えた首相の連係プレーに何やら陰謀めいたものを感じてしまう。野田氏は、安倍勢力が送り込んだ「ト ロイの木馬」だったのかも知れない。

☆(5)世界の情報

1)日本

①何が「安倍独走」を生み出したのか

2014/12/16 朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/12/16/2014121601165.html

14日に行われた日本の衆院選では、投票率が過去最低の52.66%に落ち込み、
「議会制民主主義の危機」を叫ぶ声が高まっている。

東京新聞は15日「経済問題だけでなく、集団的自衛権、平和憲法改正など日本
の未来を決定づける懸案が多いにもかかわらず、有権者の2人に1人 が投票しなかったことは、民主主義の危機を示している」(訳注:原文ママ)と分析した。
低調な投票率は政治不信に加え、野党の無能が重なった結果 だ。安倍首相が野党に選挙準備をさせる余裕を与えないため、電撃的に解散総選挙に打って出た効果ともいえる。

政党得票率と議席数の差が大きく、議会が国民の意思をまともに反映していな
いという批判も聞かれる。自民党の得票率は48%で、小選挙区で議席 の76%に当たる233議席を獲得した。一方、民主党は23%の得票率を上げたが、総選挙区の議席の13%に当たる38議席を確保したにとどまっ た。

自民党は選挙で圧勝したと誇るが、実際に自民党が得た票は有権者全体の25%
に当たる2552万票にすぎない。今回の自民党の得票数は民主党が 圧勝した2009年の選挙で自民党が得た2730万票よりも少ない。今回の衆院選の投票率が09年(69%)を大きく下回ったためだ。

また、投票所に出向いた有権者の4%が無効票を投じた。10%を超える無効票
が出た選挙区も続出した。大阪3区は15.2%、大阪5区は 14.9%、兵庫8区は
10.4%に達した。公明党と共産党の一騎打ちとなった選挙区で、両党をいずれも支持しない有権者が意図的に無効票を投じた結果だ。

過去の選挙も国民の意思を反映していないとの批判がなかったわけではない。
それでも過去の自民党はリベラル、穏健保守、急進保守を代表する派閥 間の
「けん制と協力」によって、有権者の多様な意思を反映する政治を行ってきた。
しかし、安倍晋三首相が就任後、自民党内にけん制勢力はなくな り、「総理独走体制」が固まりつつある。集団的自衛権、歴史の否定など安倍首相の一方的な右傾化政策に対し、党内でブレーキをかけられずにいる。

総理独走体制は日本の政治史で例を見ないものだ。1955年の保守政党が合同し
て誕生した自民党は、93年まで長期にわたり政権を担当した。し かし、当時はたとえ万年野党であっても、強力なけん制勢力だった社会党が存在していた。自民党内でも大物政治家が率いる派閥が互いにけん制し合う ため、首相が独走するのは難しかった。

安倍首相の独走が可能となったのは、その巧みな「統治術」も理由の一つだ。
安倍首相は各派閥の代表を閣僚や自民党の要職に起用し、異論を封じて いる。
90年代まで派閥の領袖は政治資金で議員を管理してきたが、今は資金づくりも困難だ。このため、派閥の代表が資金の代わりに党内ポストや閣 僚職を議員に分配しようと、首相の顔色をうかがうようになったという分析も聞かれる。

メディアも口をつぐんでいる。安倍首相は日本軍が従軍慰安婦を強制動員した
ことを否定する籾井勝人氏をNHK会長に任命し、中立報道を命とする 公共放送までも事実上掌握した。安倍首相は朝日新聞を国会で「社是が安倍政権打倒だ」と公に批判した。

東京= 車学峰(チャ・ハクポン)特派員

☆(8)今日の重要情報

①投票日前日!いよいよ1位の発表

安倍首相にも韓国差別発言の過去!衆院選候補者“極右ヘイト”ランキング(後編)

梶田陽介

2014.12.13 リテラ

http://lite-ra.com/2014/12/post-705.html

リテラが先日よりお届けしている、衆院選“極右ヘイト”候補者ランキング。いよいよ投票日を明日に控えて、ベスト(?)5の発表である。

15位~6位(前編/中編)までのランキングを読んでいただいた方は、その言
動や思想に「まさかここまでとは……」と度肝を抜かれたことと思 う。だが、極右ヘイトランキングは言動のトンデモ度だけで判定されるわけではない。ベスト5は、ヘイトと極右思想が横行する今の状況の素地をつく りだした罪深き大物議員たちにスポットをあててみた。 さっそく、発表に移ろう。

「市場原理主義」のために「愛国教育」を! グロテスクな極右ヘイト議員の元締め
★第5位 伊吹文明(自民党/京都1区)

解散までは衆議院議長を務めていた伊吹文明氏。大蔵官僚出身ということで、
他のタカ派議員に比べると、知的で上品なイメージをもっている人も多 いと思うが、騙されてはいけない。

第一次安倍政権では文部科学大臣に就任し、安倍首相の右腕として教育基本法
改悪に取り組み、愛国教育復活の先鞭をつけた。また、伊吹氏は長らく 志帥
会=旧中曽根派の会長をつとめていたが、この志帥会は安倍首相の出身派閥である清和会と並ぶ極右派閥で、故・中川昭一氏を筆頭に、古屋圭司氏 (休会中/岐阜5区)、林幹雄氏(千葉10区)、江崎鉄磨氏(愛知10区)、西川京子氏(九州ブロック比例)、伊東良孝氏(北海道7区)、高木宏 壽氏(北海道3区)、そして参議院議員では衛藤晟一、片山さつきなど、多くの右派・ヘイト議員を生み出してきた。いわば、ヘイト議員の巣窟の元締 的役割を演じてきたのだ。

もちろん、個人としての政治姿勢も極右そのものだ。神道政治連盟国会議員懇
談会、日本会議国会議員懇談会、親学推進議員連盟といった団体に参画 し、元在特会大阪支部長が事務局長の「教育再生・地方議員百人と市民の会」に「顧問」として名を連ねていた。

暴言も連発している。「(人権は喩えると)栄養がある大切な食べ物だが、食
べ過ぎれば日本社会は『人権メタボリック症候群』になる」といった人 権否定を口にしたこともあるし、文科相時代には「美しい日本語が話せないのに、外国語をやっても仕方ない」という国粋主義発言、最近も「体罰を全 く否定しては教育なんてできない」と体罰を容認して批判を受けた。

さらに、2011年の自民党支部大会では「悠久の歴史の中で、日本は日本人が
ずっと治めてきた」「大和民族がずっと日本の国を統治してきたとい うことは歴史的に間違いない事実」「日本は極めて同質な国」という発言をしたこともある。

この発言が問題なのは、沖縄や北海道の歴史を無視した差別性もさることなが
ら、日本を「同質な国」と誇らしげに語っていることだ。これは、先の 戦争でアジア諸国に「同化政策」「皇民化政策」を推し進めていった大日本帝国の発想そのものであり、現在の外国人排斥、ヘイトの流れにもつながる ものだ。

しかも、伊吹氏が特徴的なのは、こうした極右思想と新自由主義的な経済政策
をミックスさせていることだ。弱肉強食の市場原理による競争社会を全 面肯定し、そのうえで「競争資本主義になればなるほど当事者の自己抑制、人間力が大切になる」「人間力の回復には、良き慣習や伝統の継承を基本に 家族のあり方を見直し、地域社会を復権することが求められる」として、「そのためには日本国憲法の改正、教育基本法の大幅改正が必要になる」と主 張する(「自由民主」05年12月号)。

これはつまり、強者に収奪されて貧困状態に追いやられてもおとなしく国のい
うことを聞く国民を育てたい、そのために愛国教育をやれ、ということ だろ
う。そういう意味でいうと伊吹氏は、伝統保守ですらない今の自民党のタチの悪さを象徴する政治家と言えるかもしれない。

右派政治をリードしてきた大物「伝統保守」政治家がネトウヨに尻尾をふる“頽廃”
★第4位 平沼赳夫(次世代の党/岡山3区)

次世代の党の党首である平沼赳夫氏だが、自民党時代は安倍首相の盟友でもあ
り、党内極右政治家たちのボスとして君臨していた。拉致議連の会長を つと
め、かなり以前から、憲法改正(自主憲法制定)、大東亜戦争肯定、従軍慰安婦否定を声高に叫び続けてきたことで知られる。そういう意味では、 まさに今日のヘイト・極右世論をつくりだした張本人のひとりと言っていいだろう。しかし、当時の平沼本人には伝統保守としての重みもあったし、他 のタカ派政治家のようにいわゆる暴言を吐くこともあまりなかった。

ところが、小泉郵政解散で自民党を離脱した後、民主党政権ができたあたりか
ら、その平沼氏がどんどんトンデモになっていく。たとえば、10年に は、政治資金パーティーのあいさつで民主党の事業仕分けを批判し、蓮舫参議院議員について「元々日本人じゃない」「帰化して日本の国会議員になっ て、事業仕分けでそんなことを言っている。そんな政治でいいのか」と差別丸出しの発言をして大顰蹙をかった。

そして、石原慎太郎とともに次世代の党を立ち上げて以降は、もはや本人がネ
トウヨと化している状態だ。何しろ、在特会やネトウヨが叫んでいる 「在日特権」なる妄想をそのまま党の公約に持ち込み、外国人の特別永住制度の見直し、生活保護打ち切りなどを叫び始めたのだ。

しかも、その拡散方法が相当に怪しい。次世代の党の「タブーブタのウタ♪」
という公式アニメPVをご存知だろうか。ブタのキャラクターがこんな 歌を歌うのだ。

〈なぜだブー! なぜタブー? 日本の生活保護なのに 日本国民なぜ少ない 
僕らの税金つかうのに 外国人なぜ8倍〉

日本の伝統を守れとか言いながらこういうバッドセンスのキャラクターをもち
だす神経はどうかと思うが、平沼氏自身も今回の選挙戦の第一声で以下 のように語っている。

「国中を見回していますと、いろいろ不都合なことがあります。例えば、外国人に生活保護費が非常に多くいっています。(略)外国人、日本に生活し ている外国人では1000人あたり147人にその生活保護費がいっています。じゃあ、日本人にはどのぐらいの比率かというと、日本人の場合には 1000人の中でたった17人しかいっていない」

つまり、「生活保護受給率は在日外国人が14.7%、日本国籍所有者が1.7%」
と主張しているようだが、いったい何を根拠にこんな数字を言っ ているのか。
NPO法人POSSEの事務局長・川村遼平氏は、ツイッターで、総務省統計では外国人保護率は5.34%(11年)だと示した上で、 以下のように反論している。

〈なお試算では、高齢化のため保護率が上昇している韓国・朝鮮籍に限っても、世帯での割合は6.38%(2010年)です。そして日本の被保護世 帯の割合は同じ2010年で3.23%です。どう転んでも8倍にはなりません。〉

朝鮮人は弱虫か」など暴言力全開! “ヘイト擁護”や在特会元幹部との関係も
★第3位 中山成彬(次世代の党/九州ブロック比例)

同じく次世代の党所属の大物極右で、安倍首相とも親しい中山成彬氏。08年9
月に麻生内閣の国土交通大臣に就任したと思ったらわずか4日で辞任 したことで有名だ。原因は「(成田空港反対派の住民は)ごね得」「日本は単一民族」「日教組の強いところは学力が低い」という暴言3連発だった。

その“暴言力”は、御年71歳になった今も衰えをみせない。13年6月、当時日本維新の会代議士会長だった中山氏は、党代議士会で、従軍慰安婦 の問題に関して「自分の子や近所の娘が連行されるのを黙って見ていたのか。そんなに朝鮮人は弱虫だったのか」と発言し、差別意識を剥き出しにし た。さらには自身のツイッターでもこんな発言を連発している。

〈ヘイトスピーチに多額の慰謝料を命ずる日本の裁判所。お人好しは侮蔑を招
き、国を危うくする。〉〈各地の図書館でアンネの日記が破られているというニュースに、瞬間日本人の感性ではない、日本人の仕業ではないと思った。〉

もはやリアル極右とネトウヨの差異などなきに等しいことが見て取れるが、そ
んな中山氏には、これでもかというぐらいヘイト勢力と関係疑惑が取り 沙汰されている。前々回、西村眞悟氏の項目でも説明した、在特会元大阪支部長を中心とする「凛風やまと・獅子の会」が主催のプログラムに、中山氏 は西村氏とともに「後援」として名を連ねていることが、同会ブログ上で確認できる。

さらに、やはり在特会の関係団体「そよ風」が「共催」する「ア ングレーム国際漫画展の反日活動と戦う講演会」なる集会(14年3月3日)に登壇との告知が同会HPでなされていた。そして、今年秋に山谷えり子 参議院議員との蜜月が取り沙汰された在特会元大阪支部長・増木重夫氏が事務局長を務める「百人の会」のHP上では、「特別顧問」として筆頭に記載 されていた(現在は削除)。

中山氏に関しては、政治的影響力よりもとにかく“本物”っぷりがあまりにすごいので、思わず第3位にしてしまった次第である。

ネトウヨに最初に目をつけた政治家のルーツ…一族経営企業で外国人強制労働の過去
★第2位 麻生太郎(自民党/福岡8区)

選挙期間中も、少子高齢化問題にからんで「子どもを産まないのが問題」と妄
言を吐いた麻生太郎氏。しかし、麻生氏にとってこんな発言は序の口。 これまでも「ワイマール憲法もいつの間にか変わっていて、ナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」な ど、暴言を連発してきた。

しかも、選民意識丸出しで差別的なのが麻生氏の暴言の特徴だ。たとえば、有
名なのが新人時代のエピソード。1979年、39歳で衆院選に初出馬 した際、自信満々で演壇に立った麻生氏は開口一番に、「下々のみなさん!」と言い放ったという(「週刊大衆臨増」2008年11月30日号)。

さらに、01年、当時、総裁選レースでライバル関係にあった野中広務・元自民
党幹事長に対して、派閥の幹部会で「野中のような部落出身者を日本 の総理にはできないわなあ」と発言したことを当の野中氏に告発されている。

もちろん、差別は韓国人・朝鮮人にも向けられている。03年には東京大学の講
演会で、「創氏改名は、朝鮮人の人たちが“名字をくれ”と言ったの が始まり。日本はハングル普及に貢献した」などと発言して、謝罪する事態になった。

麻生氏の旧日本軍を正当化する発言の背景には、麻生財閥の御曹司である出自
が関係しているとの指摘もある。麻生氏の曽祖父が創業した麻生鉱業 は、朝鮮人を劣悪な環境で働かせていたうえに、戦時中は外国人捕虜を強制労働させ、虐待していたことが、米「ニューヨーク・タイムズ」の指摘で判 明している。麻生氏には、軍と一体となって戦争犯罪を犯してきたこうした一族の過去を糊塗する目的があるのではないか、というのだ。

実際、外国人捕虜の強制労働報道に対して、当時、外務大臣だった麻生氏は外
務省に指示して「ニューヨーク・タイムズ」を激しく非難する抗議文を 在
ニューヨーク総領事館のホームページに掲載させている。ところが、その後、事実関係を示す日本の公文書が発見され、外務省は抗議文を撤回する大 恥をかくことになった。

2位にランクインするにはこれだけでも十分だが、麻生氏が真に罪深いのは、
こうした極右・差別思想を媒介にネット民を取り込み、ネトウヨの台頭 のきっかけをつくったことだろう。今でこそ、J-NSC=自民党ネットサポーターズクラブ(ネトサポ)など、ネトウヨを使った情報操作を熱心に やっている自民党だが、麻生氏はそのずっと前、06年の総裁選で初演説に秋葉原駅前を選んで「自称おたくのみなさん」という演説をぶった直後か ら、ネットに照準をさだめ始めた。

秋葉原の演説をきっかけにオタクやネット民から支持を集め、“ローゼン閣下”の称号まで与えられた麻生氏は、08年、総理就任前にはニコニコ動 画に「麻生自民チャンネル」を開設。ネトウヨに現実の政治という新たなエサを与え、自民党の総理候補にもなっている政治家が自分たちの仲間である という意識を浸透させていった。そのことがネトウヨの裾野を広げたのは間違いない。そして、こうしたネトウヨの一部が実際に“路上に出て”在特会 らと合流していったのである。そう考えると、麻生氏はまさに、“ヘイトの育ての親”といっても過言ではないだろう。

ヘイト勢力との関係だけじゃない 本人も“韓国は娼婦国家”とヘイト発言をしていた
★第1位 安倍晋三(自民党/山口4区)

やっぱり第1位はこの人をおいてはいないだろう。もちろん、自民党総裁にし
て内閣総理大臣の安倍晋三氏だ。

「日本会議国会議員懇談会」「神道政治連盟」「創生『日本』」「親学推進議員連盟」……ほとんどすべての極右組織に幹部として関わり、一貫して歴 史修正、従軍慰安婦否定、憲法改正の旗ふり役をつとめてきた安倍氏。ヘイト勢力との関係も濃厚で、ネットでは在特会元大阪支部長・増木重夫氏との ツーショットも出回り、ブログで「中国人はゴキブリ」「韓国人はダニ」というヘイトスピーチを繰り返していた神社宮司の本を「日本人の誇り」と絶 賛していたことも明らかになった。

第二次政権発足以降は、安倍氏自身が直接的な暴言を口にするケースはほとん
どないが、おそらく、その心の裡には、グロテスクな韓国、中国に対す る差別感情が存在していると考えて間違いない。

実際、過去にはその偏見が垣間見えた事件もあった。1997年に自民党右派の若
手議員たちで結成された「日本の前途と歴史教育を考える若手議員 の会」という議員組織の勉強会のなかでのできごとだ。安倍氏は当時、この事務局長を務めており、会には後に安倍氏の側近となる、菅義偉氏(神奈川 2区)や下村博文氏(東京11区)、高市早苗氏(奈良2区)らも参加していた。

この勉強会の記録が『歴史教科書への疑問 若手国会議員による歴史教科書問
題の総括』(展転社)として出版されているのだが、そのなかで、安倍 氏は従軍慰安婦の強制連行はなかったとして、こんな発言をしているのだ。

「実態は韓国にはキーセン・ハウスがあって、そういうことをたくさんの人たちが日常どんどんやっているわけですね。ですから、それはとんでもない 行為ではなくて、かなり生活の中に溶け込んでいるのではないかとすら私は思っているんです」

キーセンとは、漢字で「妓生」、韓国の近代化以降は料亭での接客女性を指す
が、安倍氏発言の文脈では「キーセン」と“娼婦”が同一視されており、 そして、その「キーセン・ハウス」=“娼婦館”が韓国社会の日常に「溶け込んでいる」、すなわち“韓国は娼婦国家である”と言い放っているのであ る。

従軍慰安婦の日本軍による強制連行を否定したいがために、韓国全体を貶める……政治家とは思えないおぞましいやり口だが、そんな人物が後に日本の 総理の座に座ったのだ。

しかも、その安倍氏もまた、麻生氏と同様、ネットを利用してネトウヨを培養してきた。

安倍氏は自分に批判的な報道を「捏造」と認定し、Facebookを通じて、「マスコミ報道との戦いです。私は皆さんと共に戦います」などと宣言 することで、“共闘者”としてのイメージをつくりあげてきた。そして、首相の立場では言えない、中国や韓国への差別、反日批判、政敵や“マスゴ ミ”への攻撃をコメントという形で代弁させてきた。

その露骨な差別的感情、そして自らに批判的なものを「捏造」「偏向」とレッテルを貼る陰謀史観において、安倍氏とネトウヨの関係はまるで映し鏡の ようでさえある。謹んで「ヘイト・ディクテイター」の称号を捧げたい。

いかがだっただろうか? このランキングを見て、極右政治家とネトウヨとの関係の深さが分かっていただけたと思う。そして、これが意味するのは、 在特会などのヘイト勢力及びネット右翼と国会議員が、思想レベルで同一化しているという事実だ。『ネットと愛国 在特会の闇を追いかけて』(講談 社)の著作があるジャーナリスト・安田浩一氏はこう語る。

「在特会が政治家にアプローチをかけているというよりも、私はむしろ『保守政治家たちのほうが“ザイトク化”している』と見ます。ネット言論で も、今や『国益のため』と言えば何でもありの状態になっている。この“思考の単純化”と言える空気の下地をつくりあげたのが在特会の活動です。そ して、政治家はそういった匂いに敏感です。社会の空気を忖度するわけですから」

今に在特会なんていらなくなる──そう安田氏は続ける。

「ある意味では、これからは在特会がデモをやらなくとも、国会のなかで、地方議会のなかで、政治家たちが在特会の主張に非常に近いことを言ってく れるのですから。これが一番怖い。つまり彼らは“黒塗りの車に乗った在特会”だと言えます」

今回の選挙の争点は、消費増税の先送りやアベノミクスの是非だけではない。
この国が、差別と憎悪に覆われてしまうのを、食い止められるかどう か。そして、“ザイトク化”した永田町に、私たちの未来を託すべきかどうか。明日の投票日に、それが問われる。
(梶田陽介)

☆(9)今日の注目情報

①首相は「公約支持」というが 議席数 「改憲」減 「脱原発」増

2014年12月16日 東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014121690070825.html

政権の継続が決まった衆院選を受け、安倍晋三首相は十五日に記者会見し、自ら争点に設定した経済政策「アベノミクス」だけでなく、政 権公約に盛り 込んだ改憲や原発再稼働の推進も支持を得たとの考えを示した。だが、今回は九条改憲や原発再稼働に前向きな勢力は数を減らしている。改憲 や再稼働を進める 首相の路線に有権者が全面的に賛同したとは言い難い。 (上野実輝彦)

首相は会見で、集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更の閣議決 定に関し「(今回選挙で)支持を頂いた」と明言した。改憲も「国民的理解と支持を深め広げていく」と強調。原発についても「安定した低廉 なエネルギーを供 給していく責任がある」と述べた。こうした政策を公約に盛り込んだことに触れ「約束を進めていく義務がある」との姿勢を示した。

だが、九条改憲に積極的な自民党と次世代の党を合わせた議席は、公示前は衆院での改憲発議に必要な定数の三分の二に迫る三百十四あっ たが、二百九十二に減った。

九条改憲を公約には入れなかったが道州制導入など統治機構改革の改憲を位置づけた維新の党も含め、改憲に前向きな勢力は総じて後退し た。

原発再稼働をめぐっても、前回衆院選では超党派議員でつくる「原発ゼロの会」などに属した脱原発派の約百二十人の七割が落選・引退した が、今回は民主党な どから九人が返り咲いて議席を得た。脱原発を明確にする共産党も議席を八から二十一まで伸ばし、社民党も公示前を維持した。

再稼働で与党と歩調を合わせる次世代を除き、慎重・反対を唱える野党の勢力は公示前の百十九議席から百三十九議席に増えた。

いずれも多数を形成するには至っていないが、改憲や再稼働論議に与える影響が注目される。

安倍首相が公約全体に理解を得られたとの認識を示したことについて、早稲田大の田中愛治教授(投票行動論)は「自民党の獲得議席は多かっ たものの、投票率 が52・66%で(自民の)得票率が五割に満たなかったことを考えると、すべての政策に信任を受けたとおごれば落とし穴があり得る。多様 な民意に耳を傾け ることが大事だ」と話した。

★(17)昨日の情報発信結果
              
①ネットTV放送前日総視聴者数:811
②ネットTV放送前日のコメント数:35
③ネットTV放送TV総視聴者数:252,001
④ネットTV放送総コメント数: 28,812
⑤ネット放送サポーター数:698
⑥ネット放送ライブ回数:1,867
⑦ネット放送通知登録数:1,502
⑧ブログ前日閲覧者数(PV):5,081
⑨ブログ前日訪問者数(IP):1,673
⑩ブログトータル閲覧者数(PV):9,850,206
⑪ブログトータル訪問者数(IP):3,692,597

★(18)今日の情報発受信媒体

①メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp

②ツイッター:https://twitter.com/chateaux1000

③フェースブック:http://www.facebook.com/yasuhiko.yamazaki.98

④ブログ1:http://blog.goo.ne.jp/yampr7

⑤ブログ2:http://7614yama.blog.fc2.com/

⑥ネットTV放送【YYNewsLive】:http://twitcasting.tv/chateaux1000

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【杉並からの情報発信です】【YYNews】【YYNewsLive】
情報発信者 山崎康彦
yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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